鳴門の渦潮は橋からでないと見れないらしい。


しかし、それどころじゃねーんだわ!


ヒッチで乗せてくれたおっちゃんは、俺にお遍路をやらせようやらせようとするのだ!


俺は露骨に「したくない」と言ってるのに、おっさんは「四国に来たんならお遍路をしないと!」と俺の意志を全く無視。こいつは困ったなー。


お遍路には全く興味ない。しかし、おっちゃんの好意を無駄には出来ないし、ヒッチハイクで乗せてもらっているという立場的に断り切れず


一番礼所「霊山寺」に来てしまった!


仕方なしに渋々と寺へ行くと、何と以外な出会いがあったのだ!


それは


「広島原爆の灯」


実際に原爆の残火を持ち帰り、今もこうして灯しているのだ。


灯の存在は前から知っていた。知った時は随分感動し、一度、拝んでみたいとは思っていたのだ。


予定外の行き先で、予定外のことが起きた。


こういったことは偶然というべきか、必然というべきか。んー、どうなんだろう。


何にしろ、ここまで連れてきてくれた、おっちゃん様様だね(笑)